コビーグループ 第13回キッズデザイン賞 受賞

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2019年8月23日

社会福祉法人 コビーソシオ(本部 東京都目黒区/理事長 小林照男)では、2019年3月に埼玉県吉川市で開園した認可保育園「コビープリスクールよしかわみなみ」において、株式会社 コビーアンドアソシエイツ(本社 千葉県野田市/代表取締役 小林照男)では、2018年度に実施した「子どもの活発な活動を促す空間に関する研究・調査」において、第13回キッズデザイン賞(主催:特定非営利活動法人キッズデザイン協議会、後援:経済産業省・内閣府・消費者庁)を受賞しました。「コビープリスクールよしかわみなみ」は、子どもの創造性や感性に寄与する、製品、空間、サービス、活動、研究を顕彰する《子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門》においてミサワホーム 株式会社(本社 東京都新宿区/代表取締役社長執行役員 磯貝匡志)と共同で、「子どもの活発な活動を促す空間に関する研究・調査」は、子ども向け、あるいは一般向けの製品、建築・空間、サービス、活動、研究において、安心、安全に配慮されたものを顕彰する《子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門》において、株式会社 ミサワホーム総合研究所(本社 東京都杉並区/代表取締役社長 千原勝幸)、ミサワホーム 株式会社、早稲田大学(本部 東京都新宿区/総長 田中愛治)と共同での受賞となります。

コビーグループで、園舎としては通算16園目の受賞で、2010年度の「コビープリスクールかみめぐろ」以降、全国初の10年連続受賞となります。また、通算受賞点数は19点となります。

【受賞概要】

■コビープリスクールよしかわみなみ《子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門》

2019年3月に埼玉県吉川市に開園しました。子どもの心を和らげ、リラックスした雰囲気の中でつながりを持てるよう、保育室は木調をあらわにした梁のある空間としています。間仕切り建具で柔らかく仕切ることで、シーンに応じた使い分けを可能とし、異年齢児交流を促進させます。

観察力を養い運動意欲を育てるために、園庭はレベルの異なる高低差により様々な角度からヒトやモノをみせる工夫をし、そこに樹木・菜園・遊具を点在させることで子どもの行動範囲を広げ、運動量を増加させました。

運営主体:社会福祉法人コビーソシオ
設置種別:私立認可保育園
住所  :埼玉県吉川市美南4-13-7
アクセス: JR武蔵野線 吉川美南駅 徒歩15分
定員  :100名  
受入児童:生後6カ月から小学校就学前の乳幼児
開園時間:月~金:午前7時~午後8時、土:午前7時~午後7時
構造  :木造二階建て 準耐火構造
延床面積:881.40㎡
園庭面積:736.45㎡
設計  :ミサワホーム株式会社
施工  :株式会社共進

■子どもの活発な活動を促す空間に関する研究・調査《子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門》

ミサワホーム総合研究所と早稲田大学鳥居研究室は、2017年から2年間にわたって、コビーグループが運営する東京都練馬区の「コビープリスクールせきまち」「コビープリスクールみなみおおいずみ」において、園での園児の活動量を計測する調査を実施しました。

鳥居俊教授監修のもと、あらかじめ乳幼児の成長段階に応じた必要な空間、動き、量と質の目安をまとめたマトリクスを作成し、1歳から2歳にかけて、子どもたちの活動を活発にする環境は何かを想定。①保育者の動きに変化をつける、②素材を変える(ラグの使用)、③ラグ・おもちゃの配置を変え、広いスペースを作るという仕掛けを用いて、活動量の調査実施、検証がなされました。この結果、まとまった空間があると子どもたちの活動量が増す可能性があることが分かり、今後の新園開設においては静と動の空間を分ける設計などに活用していく考えです。

【コビーグループ】
株式会社 コビーアンドアソシエイツと社会福祉法人コビーソシオからなるコビーグループでは、認可保育園の運営に特化し、東京・神奈川・埼玉・千葉・山形で32園の保育施設を運営しています。「Quality Child Care and Solutions」を社是とし、感動を伴う高品質な保育および保育サービスの提供に取り組んでおります。また、園児が多くの時間を過ごす園舎の役割を重視し、固定概念にとらわれない保育環境づくりを行っています。

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【本件に関するお問合せ先】
社会福祉法人 コビーソシオ 事務局 広報担当 中林 小田
TEL 03-6452-3893 FAX 03-3714-2570