始まりはとても特殊なことでした。私には3歳下に妹がいて、彼女の夢は保育園児の頃からずっと「看護師さんになりたい」でした。ある時、私が小学校高学年の頃の授業で自分の夢を探究するというテーマがありました。その頃までは子どもが好きだったので保育士さん、他にも美容師さんやパン屋さん、お花屋さん、あれこれとたくさん迷っていました。そんな中で、いざきちんと調べるとなった時に、何故か「看護師さんについて調べたい」と言っていたんです。今思っても不思議なのですが、恐らくは妹の影響でした。彼女がそこまでしてなりたいという魅力は何なのだろう、と。興味本位という言葉が的確かもしれませんが、調べていくうちに「かっこいいな」が色濃くなっていきました。そこからが私の夢のスタートです。はじめのうちは単純に「夢は看護師になること」と言い続けているだけでしたが、年齢を重ねるにつれて「誰かのために」ができる人になりたいと思うようになり、次第に看護師への夢に合致していきました。一生懸命に患者さんのために寄り添う看護師という職業がとてもキラキラして見えて、「なりたい」ではなく「なろう」に意識が変わっていきました