ENTRYエントリー

得意分野でリーダーシップ。
趣味を保育に活かす。

清水裕之/保育士

HIROYUKI SHIMIZUinterview

男性保育士、そして得意分野を活かすとは?

コビーには、70名を超える男性保育士が所属していますが、2012年入職の清水裕之さんもその一人。男性としての働きやすさとやりがい、キャリアアップできる環境、趣味を保育に活かす環境について聞きました。

男性保育士としての働きやすさ

男女関係なく、適材適所で活躍できる

就職活動では、ピアノが苦手で悩んでいたとき、たまたまコビーで保育実習を受けているクラスメイトから、「男性の保育士が働いていて、ピアノが得意じゃなくても楽しんでいる様子だったよ」と聞いて、エントリーしました。最悪の場合は就職できないかもと思っていたので、採用が決まったときはホッとしました。

当初、男性の保育士がいるとはいえ、各園に一人、もしくはいない園もあるだろうと思っていました。でも、僕が入った園には男性保育士が4人もいて、法人全体ではなんと70人近くもいました。実際に働いてみると「女性の職場」という雰囲気はなく、男性も女性も支え合い、性別に関係なく適材適所で活躍している職場でした。

ひとことで言うと、女性はたくましい!男性は面白くて明るい!そんな先生方が多くて、男女の仲も良好です。1年目から3歳児クラスの担任をさせていただきましたが、ピアノができなくてもペアの女性保育士がカバーしてくれ、僕は体を動かすという自分の得意分野でリードしていきました。苦手なピアノを無理に頑張るのではなく、得意分野を伸ばせばいいという考え方にとても救われましたね。

もちろん、はじめは男性保育士でやっていけるのかという漠然とした不安がありました。でも、着任前研修では保育者としての心構えから、制作の基本、身のこなしまで基本をしっかり教えてもらえます。男性だけが参加する研修も用意されていて、男性ならではの保育についても学べたので、自信をもって保育に臨むことができました。

僕の場合は、3歳、4歳、5歳と持ち上がりで担任をもったので、3年間という長いスパンで子どもの成長に関わることができたのは貴重な経験でした。つたなくおしゃべりしていた子が字を書くようになって、自己紹介を堂々と言えるようになっちゃうんですから、感動ですよね。担任をもつ責任や子どもの成長を間近で見られる喜びを知ることができて、幸せだったなと思います。

コビーは父性を活かした「男性らしい保育」を大切にしていて、男性保育士が活躍する場面がたくさんあります。なかでも活躍できるのが運動会。競技のときには大きな声で会場を盛り上げたり、とび箱などの道具を素早く美しく運んだり。男性ならではの力強さやかっこよさを子どもにも保護者にも見てもらえます。

なかでもグループ園の男性保育士が合同で披露する体操とダンスのパフォーマンスはいちばんの見せ場。5段タワーの大技に挑んだときは、子どもたちはもちろん、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんまで皆さんに「かっこいい!」「すごいね!」と声をかけていただけて、大きな達成感を味わいました。2ヶ月くらい前から練習が始まるので運動会前の時期は大忙しですが、その分「頑張ってよかった!」と思える行事ですね。

「好き」を仕事に活かすコビーの方針

得意分野で子どもたちを喜ばせる

趣味や特技など、スタッフそれぞれの「好きなこと」を最大限に伸ばそうとしてくれるのもコビーの良さです。音楽やアート、スポーツ、ダンス、空手、演劇を保育に活かしている先生もいますし、年に何回も海外旅行に行って視野を広げている先生もいます。

僕はカメラが趣味で、夏休みに星空を撮影するためだけに宮古島に行ったほど、カメラが大好き。「園児たちのいい笑顔が撮れるならどんどん撮って欲しい」と言われ、1年目から園児たちの撮影を任せてもらえました。自分が撮った写真や映像を園の行事に活用したり、園だよりやブログに載せたり、この分野では自分がリーダーシップを発揮できるのがとても嬉しいですね。

保護者の方に「いい写真だね」と声をかけてもらうこともあり、自分の好きなことを認めてもらえる喜びもあります。子どもたちの良い笑顔を撮ることも仕事の一つだと思うので、これからもカメラの腕を磨いて子どもたちのイキイキとした写真を撮っていきたいですね。

夢・ビジョンについて

やる気や努力次第で
どんどんキャリアアップできる

コビーには、キャリアアップできる環境が整っています。同じ園にいた先輩が、今は主任や副園長にステップアップしています。身近なところで活躍している男性保育士がいるので「いつかは自分も」という目標になっています。

やる気と努力次第で役職に就ける可能性があるのは、大きな励みになります。まずは自分の保育に自信を持つために保育士としての実力をつけ、そして、写真や映像の腕も磨き、好きなことをどんどん活かしながら自分にしかできない保育を目指します。

Coby Special interviews

ENTRYエントリー
閉じる