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地方から東京へ。安心のサポート体制、
温かな同僚に迎えられて

奥山美佳/保育士

MIKA OKUYAMAinterview

東京の暮らしってどうなの?

2010年入職の奥山 美佳さんは、地元である山形のコビーの保育園から希望して東京に異動しました。上京に関する不安と希望、コビーの上京サポート体制や温かな同僚の雰囲気、そして東京ならではの魅力を聞きました。

上京のきっかけ

都会だから外で遊ぶ機会が少ないというのは誤解

地元の山形で学校を卒業後、コビーが運営する山形の保育園に入職しました。その後は同園に7年間勤務し、コビーの東京園で行われた研修に参加。東京での保育に魅力を感じて異動を希望しました。東京の保育で驚いたのが、サッカー保育や音楽保育などの楽しいイベントが毎週のように行われていることでした。

イベントでは、毎回子どもたちの成長を感じられるのが嬉しくて、なにより達成感がありました。

それに、想像していたよりも園外活動が盛んでした。東京だから自然に触れ合う機会が少ないのかなと思っていましたが、お散歩で近くの公園に行ったり、大きな公園で遊具を使って思いきり遊んだりと、のびのびとした活動がたくさんあります。

コビーは園庭にもこだわっていて、勤務先の園庭にはクライミングウォールがあり、夏場はそこからミストが吹き出ます。顔を近づけて目をキラキラさせながら水に触れたり、虹を見たりする子どもたちの姿がとても可愛くて。都会だから外で遊ぶ機会が少ないというのは私の勝手なイメージだったな、と思いましたね。

園を異動したのは初めてでしたし、ましてや東京という都会での保育だったので先生方とうまく連携できるか不安でした。でも、研修初日から園に着くと「よろしくお願いします!」ととても温かい雰囲気で迎えてくれて。その後も「わからないことはない?」、「ここはこうするんだよ」とこまめに声をかけてくれたので、すぐに打ち解けることができました。

東京は働きづらいというイメージもありましたが、実際にはまったく違いましたね。スタッフ同士も仲が良く、仕事帰りに食事に行く機会も多いので、とくに淋しいと感じることはありません。グループ園とのつながりもたくさんあり、出会いが多い。新生活ということで親身になってくれる上司や先輩もいて、仕事の話だけでなく東京のおすすめスポットを教えてもらうことも。いろいろな情報を教えてくれて、いつも話が盛り上がります。

東京の生活について

サポート制度が整っているから
はじめての一人暮らしでも両親は安心

研修中も異動後も、法人が手配してくれた社宅に住んでいます。家探しから引越しまで、法人がすべて手配してくれたので、私は荷づくりをするだけ。余計な不安を抱えることなく、新しい職場で仕事を頑張ることだけに集中できました。

今の家は園から歩いて10分ほどの場所。オートロック付きの物件で、女性ひとりでも安心して暮らせる住環境です。上京手当など引越しの補助があり、住んでいるのも法人借り上げの社宅なので家賃などの金銭面の負担も少なく、とても助かっています。地方出身者のサポート制度が整っているから、はじめての一人暮らしでも両親は安心して送り出してくれましたね。

東京に来てしばらく経ちましたが、仕事もプライベートも充実しているのであっという間に過ぎた感じです。徒歩や自転車で行ける距離にたくさんお店があって、「なにか買いたい」「なにか食べたい」というときにはすごく便利です。

気になる物価も、地元とあまり変わらず、むしろ東京の方が安く買えるものもあります。家賃の負担も少ないし、一人暮らしだから負担が大きくなったということは感じていません。週末は、必ずどこかに出かけて東京での生活を満喫しています。

上京している地元の友人と品川水族館やディズニーシー、お台場に行ったり、有名なパンケーキのお店に行ったり。すでに色々な場所に出かけました。園の先輩が「今の時期は鎌倉がいいよ」と教えてくれたので、次は鎌倉に行ってみたいです。

東京は東北方面にも関西方面にもアクセスしやすいので、連休を使って帰省する同僚もたくさんいます。ついこの間も、新人の先生が三連休を使って帰省していました。夏期休暇のシフトも地方出身者から優先して声をかけてくださり、気兼ねなく帰省できるのはありがたいですね。

東京の職場について

スタッフ同士のかけあいが常にあるから
仕事が進めやすい

今の園ではスタッフ一人ひとりに要領よく仕事を進めようという意識があって、「今これをやってるよ」、「手伝って」という声がけがとても盛んです。スタッフ同士のかけあいが常にあるから連携がしっかりとれていて、仕事が進めやすいし、分からないことも聞きやすいです。

いろんな園を経験して仕事の仕方を知ることで、「こんな風に進めれば、まわりの先生たちも仕事がしやすくなるかな?」と、新しい視点で仕事を見つめ直すことができました。

地元の山形と東京では、歌や手遊びの文化も違ったみたいで、あるとき、山形の園で教わったサクランボの手遊びをやろうとしたら、知っている子が誰もいなくて(笑)。でも、「なにそれー!」って言いながら一生懸命覚えようとする姿が可愛く、とても微笑ましかったです。東京で働く中で一方的に学ぶだけでなく、私が山形で教わった歌や手遊びを園児たちに伝え、さらにまたどこかに伝わっていってくれたら嬉しいですね。

これからも東京での生活を楽しみつつ、保育のスキルを磨いていきたいです。

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